環境への取り組み

環境マネジメントシステム

KESステップ2認証取得活動 (08年4月現在)

KESとは?

エネルギーの消費(地球温暖化)や環境汚染など、地球規模の環境問題には産業界も大きく関わりがあります。そして、日本の産業界の中で圧倒的多数を占めている中小企業が、我が国の産業を支えていると言っても過言ではありません。環境問題を解決するにはあらゆる規模・業種の企業が、環境や人類の将来を考えた事業活動を行っていく事が大切です。
地球温暖化防止京都会議・COP3(気候変動枠組条約第3回締約国会議)が京都市で開催され、「京都議定書」が発効された事がきっかけとなり、市民・事業者・行政(京都市)が協力して、環境と共生した持続発展可能なまちづくりを作ろうと立上げたパートナーシップ組織が「京(みやこ)のアジェンダ21フォーラム」です。そして、京都の企業の90%を超える中小企業が環境に配慮した事業活動に取り組みやすい仕組みとして、フォーラムが考案した環境管理審査登録制度が「KES」です。
KESは「環境マネジメントシステム(EMS:Environmental Manegement Systemの略)」の規格名で、「Kyoto Environmental manegement system Standard:京都・環境マネジメントシステム・スタンダードの英略語」を意味し、特定非営利活動(NPO)法人 KES環境機構(旧名:京(みやこ)のアジェンダ21フォーラム KES認証事業部)が01年4月から運営し、07年12月末現在で登録件数が全国で1900社近くにも及んでいます。
また、KESは京都だけに留まらず、協働機構として独自の環境マネジメントシステムを導入する地方行政団体や企業が現れ、各社グリーン調達基準での取引先の評価判断においてもISO14000と同様に広く認知され始めております。

KESの特色
  1. 段階的に取組める二つのステップがある。
    EMSとしては既に国際標準化機構ISO14000シリーズが普及され世界的に認知されているが、あらゆる規模・業種の中小企業にも簡単に取組めるよう段階を二つにわけ、環境問題に取り組み始めた段階を想定したステップ1、ISO14000シリーズと同じ要求事項を網羅し、ISO14000シリーズ審査登録へのステップアップとして活用できるステップ2を設けている。
  2. 取得にかかるコストが安く、わかりやすい。
    ISO14000シリーズの本質的特長を活かして内容をシンプルにしているため取り組みやすく、またボランティア審査員で運用しているため低コスト。
規格の内容
KESとISO14001との項目比較
項番 KES(ステップ1) KES(ステップ2) ISO14001
1 適用範囲 適用範囲 適用範囲
2     引用規格
3 定義 定義 定義
4 要求事項 要求事項 要求事項
4.1 一般要求事項 一般要求事項 一般要求事項
4.2 環境宣言 環境宣言 環境方針
4.3 計画 計画 計画
4.3.1 環境影響項目 環境影響項目 環境側面
4.3.2 法的及びその他の要求事項 法的及びその他の要求事項 法的及びその他の要求事項
4.3.3 環境改善目標及び改善計画 環境改善目標及び改善計画 目的、目標及び実施計画
4.4 実行 実行 実施及び運用
4.4.1   体制と責任 資源、役割、責任及び権限
4.4.2   教育と訓練 力量、教育訓練及び自覚
4.4.3   情報の連絡 コミュニケーション
4.4.4 文書 文書 文書類
4.4.5   文書の管理 文書管理
4.4.6 活動 活動 運用管理
4.4.7   緊急事態への準備と対応 緊急事態への準備と対応
4.5 点検 点検 点検
4.5.1 確認 確認 監視及び測定
4.5.2 順守評価 順守評価 順守評価
4.4.3   修正と予防 不適合並びに是正及び予防処置
4.5.4   記録 記録の管理
4.5.5   自己評価 内部監査
4.6 最高責任者による評価 最高責任者による評価 マネジメントレビュー
当社の計画

現在までKES環境機構のコンサルティングを受けつつ、「KESステップ2」での認証取得を目指し体制の組織化、法規制等の調査、環境影響実態調査及び評価・計画の策定を実施し、08年秋口の審査登録